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「やるなら軍師」働けない、副業も出来ない人へ

「やるなら軍師」という名セリフをご存じだろうか?

この発言の主は30歳くらいの引きこもりのニート氏だ。

TV番組のニート関連のニュースで放映されて、一躍ネット界隈の有名人になった。

 

ニート氏はもう定年するような年齢(60歳超)の母親と二人暮らし。

有名私立理系学部出身が自慢だ。

しかし、自慢の学歴を活かした仕事は一切していない。

所謂ニートだ。

高齢の母親の収入に依存し、自分はネット副業にいそしんでいる。

 

ネットの副業は良いことだ。

実際にかなり稼げるケースがあるし、引きこもりがネット収入を家にいれて家計を助けているケースも知っている。

しかし、この発言のニート氏のまずいことは、ネット副業で全く稼げていないことだ。

大体稼いでいる金額は400円~1000円ほど、それも月間での話だ。

少ない、あまりにも少ない。

家計に入れるどころか、自分のお小遣いすら稼げていないだろう。

 

「働いて欲しい」という母親に

取材したTVレポーターはニート氏に言う。

「お母さんが働いて欲しいと言っていますが」

それを受けてニート氏いわく「働けというだけで、何もしてくれない」

 

いや、私立の理系っていう学費の高いところ卒業させてもらっているじゃん。

って総突っ込みが入ると思う。

30過ぎて、母親が何もしてくれない、なんてセリフよく言えるなって感想を抱く人が多いだろう。

 

そして飛び出す名言「やるなら軍師」

TVレポーター「コンビニでバイトしたほうが良くないですか?」

あまりにも副業で稼げてないのだから、至極もっともな質問だ。

ニート氏「コンビニバイトなんて将来性ないでしょ」

ん~だからと言って副業で稼げてないのだから・・・

TVレポーター「じゃあどんな仕事をしたいのですか?」

ニート氏「やるなら軍師」

TVレポーター「グンシ?」

ニート氏「軍師!他人に色々指示を出したりするアドバイザー的なこと。」

「やるなら軍師」が流行った理由

この発言がここまでネット界隈を騒がした理由は以下のようなものだろう。

  • ニートと言う現状
  • 軍師という(今はいないものの)知的労働者の頂点

この対比が面白いからだろう。

 

それと隠れた理由としては、結構多くの人が「軍師」なるものに憧れがあったではないだろうか?

日本人(世界中か?)はとかく軍師が好きだ。

神算鬼謀をもって敵を葬る、これは男子の憧れだろう。

さらに上司部下の関係のはずの主君から、尊重されるのも良い。

劉備にとっての諸葛亮、豊臣秀吉にとっての竹中半兵衛や黒田官兵衛

サラリーマン社会における理想の立ち位置の体現とも言える。

そのあこがれる軍師に、自分より下に見えるニート氏がなりたいっていうから、お前なんかが(憧れの)軍師なんて言うなって心理が働いたのかも知れない。

邪推かも知れないが。

現代社会に軍師はいない

もちろん現代社会において「軍師」なる存在はいない。

軍師の存在が許されたのは、恐らく社会全体の知的レベルが低かったため、能力のある人間が他者に対し圧倒的優位を獲得できたからだ。

しかし教育が浸透した現代では、一個人の知的活動だけで組織全体を優位性をもたらすことは難しい。

あえて言うなら(戦略)コンサルタントの世界が軍師に近いが、その付加価値には疑問を持っている人が多い。

戦略を考えたければ自分の副業に活用すればよい

現状のニート氏に軍師(コンサル、ニート氏のいうアドバイザーも含む)を頼む企業はないだろう。

もしニート氏が戦略を考えるのが得意で、軍師的な知的活動を行いたいなら副業で試せばよい。

副業は持てるリソースが限定的な戦いだ。

後発の個人が、先発組や組織力で戦う企業に対し、伍していかなければならない。

いわゆる弱者の戦略が求められる。

軍師にあこがれるなら、現状の少なすぎる副業収入に対して、古今東西のありとあらゆる戦略と地味な努力を掛け合わせて結果を出すしかない。

地道に働くのも良い

無から有を生み出せるものは天才だけだ。

ニート氏が天才かどうか知らないが、天才じゃないなら働いてみるのも良いだろう。

ニート氏が馬鹿にするような仕事でも、その業界の知識やスキルが身に着く。

その知識はニート氏の戦略をたてるのに役立ってくれるだろう。

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