都内でなかなかで物件(利回り15%)が押さえられたので、三井住友トラストL&Fに有給を半日取っただけで借りれるっていう方法を説明します。
せっかく、いい物件を見つけても、サラリーマンだと会社をあまり休めないので、融資の打診が大変ですよね。
現金買いしても良いのですが、貯金がある程度ある人でないとできないし、仮に現金持っていても使ってしまうと、いざというときに勝負できません。
なので、忙しくてもなるべく融資を引いて、物件を買いたいですよね。
そのため、有給半日(半休)3回取るだけで、三井住友トラストL&Fから借りる方法をご紹介します。
初めての融資打診はネットから?
三井住友トラストL&Fに初めて融資を打診するときはネットからが基本です。
ネットから申し込むと、翌日(翌営業日)の朝には、担当者から電話がかかってきて、物件の概況や自分の属性について簡単にヒアリングを受けます。
その後、詳細な資料を送って、融資条件が内定するってイメージになります。
ただ、この方法だと担当者によって当たり外れが多少出てしまいます。
不動産融資は担当者のやる気と力量次第って言っても過言ではないですよね。
普通の銀行と違って、三井住友トラストL&Fは会社として不動産融資に取り組んでいるので、担当者間の当たりはずれは小さいです。
が、それでも少しでも良い担当者を捕まえたいのは、人情というもの。
そこで、今回は知り合いの投資家からトラストの優秀な担当者を紹介してもらい、その方に直接電話を掛けました。
担当者ベースで内諾がでる
担当者に電話がつながったら、物件の説明をします。
あなたが持ち込んだ物件を、三井住友トラストL&Fが評価してくれる場合(またはあなたの属性を評価してくれる場合)は、担当者が感触として融資の可否イメージを教えてくれます。
わたしの場合は
- 都内23区で利回り15%
- ほぼ路線価
と金融機関から見て評価が出やすい案件だったので、属性もあまり問題ないので、すぐに内諾が出ました。
「物件価格の8割なら行けそうですよ~」
って感じで、すぐに本審査に進めることになりました。
ここまで、有給を取らずに進めることができます。
三井住友トラストL&Fの融資申し込みに必要な書類を半日でかき集める方法
ただ、ここからが大変です。
実際に三井住友トラストL&Fの担当支店(私の場合は新宿支店)を訪問して、その場で本審査(面接)していただかなければいけません。
なので、会社員は有給取らなければいけないってことなんです。
しかも、本審査に必要な書類を集める必要がありますが、これも平日しか取得できない役所系の書類が必要になります。
ただし、うまくやれば半日有給をとるだけで、必要書類の収集と本審査(面談)を済ますことができます。
面談時間はなるべく遅い時間に
有給半日で本審査と必要書類を集めるには、面談時間をなるべく遅い時間に設定したほうが安全です。
半休ということで、12時から動けるとしたら、少なくとも書類集めに3時間は見ておいたほうが良いです。
都内住みで比較的交通の便が良かった私でも、3時間くらいはかかりました。
もしかしたら、地方でも合同庁舎になっている県などでは、複数の書類が一気に揃う、みたいなケースだと都内より短時間で集められるかもしれませんが・・・
ともあれ、都内住みなら面談時間は最短でも15時半、できれば16時半以降に設定するのが良いです。
必要な書類リスト
16時以降に面談を設定出来たら、あとは必要書類を集めるのみです。
時間制限付きなので、最初に回らなければいけない役所をイメージしておいて、一気に集めましょう。
必要な書類リストは以下の通りです。
必要書類 | どこで取得するか |
---|---|
運転免許証、健康保険証 | すでに持っている |
決算書 | すでに持っている |
確定申告書(確定申告していなければ、課税証明書) | すでに持っている(課税証明書を使う場合は市役所等) |
個人の印鑑証明書 | 市役所、区役所 |
住民票(世帯全体分、続き柄はあり、本籍地省略、マイナンバー省略) | 市役所、区役所 |
法人の印鑑証明書 | 法務局 |
商業登記簿謄本(履歴全部事項証明書) | 法務局 |
法人の納税証明書 | 税務署 |
源泉徴収票 | 勤務先からもらう |
給与明細 | 勤務先からもらう |
預金通帳 | すでに持っている |
借入金の返済予定表や明細 | 作る(個人、法人) |
試算表 | 作る(無くても大丈夫だった) |
契約書 | 不動産会社(仲介会社) |
重要事項説明書 | |
建築確認関係書類 | |
修繕履歴 | |
公図、地積測量図、建物図面、登記簿謄本 |
事前に集められる書類は集めておこう。
短時間で書類を集めるためには、事前に集められる書類は揃えておきましょう。
特に不動産会社からの書類は、事前に依頼しておきます。
不動産会社から、直接三井住友トラストL&Fに送ってもらっても良いでしょう。
不動産会社は金融機関と頻繁にやり取りしているので、担当者名を伝えるだけで、必要な書類等は送ってくれるます。
試算表は無くても大丈夫
電話での感触が良かったら、試算表は無くても大丈夫です。
試算表とは、期中で法人の決算状態を示す財務諸表ですが、小規模法人だと用意するのが面倒です。
わたしは、税理士に頼んでなかったので、試算表も自分で作らなくてはなりません。
これはかなり面倒なので、一か八かで「試算表はありません」で押してみることにしました。
案の定で、試算表なしで本審査は進み、最終的に融資承認下りたので、全く問題なかったです。
ただ、大型の物件を買いたいときや、物件の質や自分の属性に不安がある場合は、作っておいた方が無難です。
なお、試算表は法人で借り入れる場合の話なので、個人で借りたい場合はそもそも対象ではありません。
金消契約(金銭消費貸借契約)も有給半日で行こう
無事に本審査が通れば、担当者から「本日審査通りました!」って連絡がきます。
そうなると。次はお金を借りる契約(金消契約)を結ぶことになります。
三井住友トラストL&Fでは、事務担当者(審査担当とは別の人)が説明するため、あまり遅くない時間に面談に来て欲しいって言われます。
おそらく、事務担当の方は帰る時間が早いのでしょうね。
そのため、絶対に有給が必要ですが、無駄に有給を使いたくない人は、半休にとどめましょう。
契約に必要な時間は1時間以内なので、半休でなくても、ちょっとした早退でも行けるかも知れません。
まあ、安全をみて、休めるなら半休を取りましょう。
融資実行日も半休で
金消契約を結んだら、いよいよ融資の実行です。
ここでお金を貸してもらえることになります。
三井住友トラストL&Fの場合は、同社の支店に「売主」「買主(あなた)」「不動産会社」「司法書士」が集まって決済することになります。
平日の昼でないと融資実行できないので、ここでも有給が必要です。
ここでも、半休で対応しましょう。
まとめ
三井住友トラストL&Fでお金を借りるのに、半休を3回とるだけで大丈夫なのは分かって頂いたと思います。
有給1.5日使うだけで、融資を決められるので、忙しいサラリーマンの方は参考にしてみてください。
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